トラック運転手になったばかりで、雨が降ってる時に荷下ろしするのって苦労しますよね....。
特に、手積み手降ろしの配送の場合は、荷物は濡れやすいし、雨対策しすぎると時間はかかるし最悪です。
そこで今回は、今年でトラック運転手7年目になる私が行っている、雨天時の対策をご紹介します。
この記事を見る事で、運転手の雨対策ってこんな方法もあるんや!?って思えますよぉー!!それではご覧下さい。
トラックドライバーの雨天時対策「台車の荷物に雨養生」
雨天時に手降ろしで荷物を台車に載せて、納品場所に納品しないといけない場合、手押し台車で運んでる最中にビショビショになってしまいますよね.....。
この場合に私が行っている方法は
- 納品先が近い場合はプラダンや段ボールを被せる
- 納品先が遠い場所はラップを巻く
この2つの方法です。それぞれ写真付きで簡単に説明します。
【雨天時対策】納品先が近い場合
納品先が近い場合は、プラダンや段ボールを手押し台車の荷物の上に乗せて、雨よけにして運ぶのが簡単で楽です。
プラダン

プラダン
また、100均などに売ってる折りたたみ式の車用の日除けも結構使えます。
台車の雨養生に便利な車用日よけ

手軽な雨よけ
【雨天時対策】納品先が遠い場合
引用元:カウネット
納品先が遠い場合は、荷物固定用のラップ(ストレッチフィルム)でグルグルっと覆い運ぶのがオススメです。
ラップで巻くと固定もされるので、遠くまで運ぶのに安定して運べるようにもなります。

その他では、軽トラ用の塩ビシートをかける人や、小さめのブルーシートをかぶせて、ゴムで止める人もいますね。
トラックドライバーの雨天時対策「トラック庫内の雨対策」

雨天時のトラック庫内
手積み手降ろしで段ボールなどを直に床に置いて、敷き詰めて積んでいくような配送の場合(コンビニ配送など)は、荷下ろしの時に荷物を滑らせてトラックのケツまで持っていく場合があります。
このような配送は、庫内が濡れてしまうと荷物が滑らなくなり最悪な状態....。
この場合に私が行っていたのは、いらなくなったタオル(厚手の物)をあるだけ準備しておいて、トラックのケツに敷き詰めます。

いらないタオル
そして、庫内に上がる場合は靴の裏を必ず拭き庫内が濡れないように!
また、雨が庫内に入りこんでる場合は、タオルを間口に敷き詰めカバーしています。そして、観音扉トラックの場合は鍵をせずに扉を閉めて作業し、荷物をケツに集めて置いておいてから、バッと扉を開いてサッと台車に積み雨養生という感じです。
それでもやはり庫内が多少濡れるので、その際はタオルでささっと拭き取っておきます。次の店舗まで多少距離があれば、乾いている事も多いので、面倒ですがこまめに拭いておいた方が絶対良いです。
トラックドライバーの雨天時対策「カゴテナ配送時」

カゴテナ

ストレッチフィルム
カゴテナの配送の場合は、積み込みの際にラップ(ストレッチフィルム)を巻いて事前に雨対策する場合が多いです。
また、急に降ってきた際はブルーシートをかぶせてゴムで縛る事が多いですね。


カゴテナ雨養生
写真引用元:モノタロウ
まとめ
今回、トラック運転手の雨天時対策
- 台車の荷物に雨養生
- トラック庫内の雨対策
- カゴテナ配送時の雨対策
の3つを書かせて頂きました。
運転手になったばっかりで、特に手積み手降ろしの方は、雨天時の配送の大変さに面喰らってる感じでしょう。
私も、最初コンビニ配送をやり始めた頃、雨の中作業をした時には帰りたくなってましたね....
雨天時は、いつもより3割増しで作業が大変になると思いますが、焦らず落ち着いて仕事しましょう。ケガや事故の元ですからね。
また、手積み手降ろしで雨天時の仕事が嫌でたまらなくなったら、中型のカゴテナ配送や大型の仕事で、手積み手降ろしではない仕事に移った方が良いですよ!
正直、雨天時の手積み手降ろしは、運転手の仕事ではかなりキツくて面倒な仕事です。

ですから、今の仕事で雨天時の仕事が憂鬱で辞めたいような人は、中型や大型へ変更も考えてみましょう。
それでは、皆さん雨天時でも安全運転でご安全に!