この記事を見ているあなたは
会社を辞めたい気持ち100%だけど、どーーしても辞めると会社に言えない.....
って相当悩んでいませんか?
めちゃくちゃ気持ちが分かります。なぜなら私は、会社を辞めようと思って実に2年間も「辞めようと思います」という、たった9文字を上司を前にして言う事が出来なかったのです。
そんな私が死ぬ気で上司に辞めると話し、世界が変わった話を書いて行きます。
私が会社を辞めたかったけど言えなかった理由は
- 上司に話すと激怒され罵声が飛んできそうだったから
- 辞めると言ってから退社までの1か月耐えれる自信が無かったから
- 家族もいるし転職をする自信が無かったから
この3つが大きな理由ででした。
まずは、それぞれを細かく書いて行きその後、死ぬ気で会社を辞めた後に世界が変わった話と、死ぬほど悩んでいるあなたに言っておきたい大事な事を最後に書いています。
この記事は5分ほどで読めると思いますので、上から順に読んで行ってみて下さい。
会社を辞めたいけど言えなかったのは「上司に激怒されそうだったから....」
私は、備品のレンタルやイベント設営の会社に働いていました。その会社は、家族経営の従業員30名ほどの小さな会社です。
社長はとても厳しく、社内の事務所では毎日のように罵声が飛び交う日々.....。社長のいう事は絶対で、信長のようなイメージ
仕事でのミス、事故、クライアントからのクレーム、値段交渉の失敗等があった場合は社長室に呼ばれパワハラの嵐です。
自分の事を「ワシがよぉ」と話すようなガタイの良い現場の人間でさえ、社長に怒られる際は硬直し「申し訳ありません」と背筋を伸ばして真っ青に....
とにかく異様な空気の会社でした。
そして、なんとそんな社長の息子さんが私の直属の上司だったのです....その上司はとても頭のキレる要領の良い営業マンでした。
その上司は、自分の抱えている仕事を軽減する為に、私にいくつかの仕事を丸投げするように....ちなみに私がハローワークで入社した時の募集要項は「図面・データ作成業務」です。
私が若かったのと、言われたことを何でも「はいやります!」と言っていたのが原因で、営業と現場管理をさせられるように....
自分が悪いと言えばそれまでなのですが、信長のような社長の息子さんという事もあり、言う通りにするしかありませんでした。
そんな形で、私は上司の仕事を代わりに担当し、上司の抱えている仕事を進めて行くような日々、これで売り上げが自分の評価になれば良いのですが、売り上げや評価は全て上司の物に...
私に対する社長からの評価は、息子の雑務を手伝っているイチスタッフでしかない....ホント虚しかったです....
そんな感じで働いていましたので上司からすると、文句も言わず自分の仕事をやってくれる便利な存在!はじめは「ありがと!」って言葉もありましたが、徐々に
「はよやれや!」
「要領悪いのぉボケが!」
「お前は今までぬるま湯で生きてきたんだろ!原因はお前の親じゃ!」
など、パワハラの日々が続いていました。そんな状態で、とても「会社を辞めたいんです...」っと言えるような状態ではありませんでした。
普通の人からすると「イヤイヤ、そんなん関係なく辞める言えばええやん!」って言われると思いますが、臆病で根性の無い私は「会社辞めます」と言った後の上司の反応を想像すると、蛇に睨まれたカエルのように固まってしまい言えなかったのです。
会社を辞めたいけど言えなかったのは「退社までの1か月耐えれる自信が無かったから」
会社を辞めたいと思っていたのに、2年間中々言い出す事が出来なかった理由の1つとして、辞表を出してから退社するまでの1ヶ月間を耐えれる自信が無かった事です。
普通の人からすると「アホちゃう!」って思われるかもしれませんが、精神的に弱い自分からすると、辞めると言ってからの同僚や上司と気まずい感じで過ごすのが耐えれなかった....
現場の人間からは「根性ないのほんま!」と言われて、「どうせ辞めるんならアイツに現場やらせぇーや!」と言われるんじゃないか?
同僚からは「お前が辞めたらコッチにしわ寄せくるやん!勘弁してくれや!」っていわれるんじゃないか?
上司からは「は?急にやめるとか無責任すぎるやろ!!抱えてる仕事どうするつもりや!!」と罵声を浴びせられるんではないか?
などと、勝手に想像し、情けない事にそんな日々を1ヶ月耐え抜く自信がない...って思ってしまい、辞める事を言いだせなかったのです。
会社を辞めたいのに言えなかったのは「家族もいるし転職をする自信が無かったから」
私は、結婚するまではノンキなフリーターでした。。
そんなノンキな生活をしている中、当時付き合っていた今の嫁との間に子供ができました。
それがきっかけで、地元に戻りとにかく正社員になれるところを探し、ワラにもすがる気持ちで就活をして、初めに受かった会社に入社した感じです。
とにかく、自分には社会人経験があまり無く自信が無かったので、正社員になれるところだったらどこでもいい!と言った一心不乱状態!
そんな自分だったので「の会社辞めたいんだけど、ここを辞めて他の会社になんて転職出来るのだろうか?」
子供もいて、家族を養って行かないといけないのに「今の自分が転職して今より条件の良いところにいけるのか?」
この不安や自信の無さが、かなりのブレーキになり会社を辞める決断が出来なかった原因の1つでした。
まぁー今考えても本当に情けない話です....。その頃は自分が本当に嫌いでしたね...。
会社を辞めると言えなかった自分に嫌気がさし【死ぬ気の覚悟で辞表を出した!!】
上の項目で挙げた3つの理由で、私は実に2年間も会社を辞めたいのに「辞めます」という事を会社に言えてませんでした。
普通の人からすると「しょーもない奴」も思われるかもしれませんが、どーしても言えませんでした
何度も
「今日、帰りに社長室に行って辞表をだそう...」
「今日、上司と2人で外回りだから辞めたいですと言おう...」
などと思い、結局辞めるという事が出来ない...という日々が続きました。
その期間は、本当に自分が情けなく、そして仕事も身には入りませんし、毎日生きるのがシンドイ消えて無くなりたいとまで思ってた始末...
精神的にはウツ状態になってしまい、嫁にも相当苦労させてしまいました。
そんな様子を見かねて嫁がある日、
「給料とか下がっても良いから、精神的にキツくない仕事をしなよ!今のままだったら、あんたもキツいやろけど私と子供もキツいよ。休みに家族で公園でも行って楽しめる位の精神状況になって欲しい。精神的な仕事を探しなよ!もう無理せんでええよ!」
って言ってくれました。それがキッカケで、私は覚悟を決め死ぬ気の思いで直属の上司に「会社を辞めます」と伝えました。
散々色々な事を言われましたね。
「考えなおせ!お前に他に何の仕事出来るおもうてんの?子供もおんのにアホちゃう!」
「せっかく俺がお前に仕事分けてやってたのに、辞めたら誰がその仕事するんや!」
など、中々酷いもんでした。それでもここで引き下がると、また地獄のような日々の繰り返しになると心に言い聞かせ、辞める意向は曲げず最終的に社長に辞表を出しました。
辞表を出してから世界が変わった!!
辞表を出してからの退社するまでの1ヶ月は、胃がキリキリするような日々でしたが、「あと何日行けばこの日々が終わる!」という思いかあったので、嫌味や罵声を浴びせられても耐える事が出来ました。
そして、私はストレスの少なそうな一人でする仕事「トラック運転手」になる事を決めました。現在は希望通りトラック運転手になり、体力的には大変な時もあるし給料は下がりましたが、精神的にかなり楽になりました。
贅沢は出来ませんが、以前より家族と笑顔で過ごせる時間が増え、平凡ではありますが平和な日々を暮らせるようになっています。
本当に、世界が変わりましたね。毎日、消えて無くなりたいと思っていた日々から比べると、天と地の差です。
その分、収入が減ったりして嫁には苦労をかけていますが、子育てや家事を手伝える位の精神的な余裕が出来たので、嫁も仕事を変えて良かったと言ってくれてます。
【重要】この記事を見ている「会社を辞めたいのに辞めると言えない人」に最後に言いたい事
ここまで読んでくれているあなたは、この世の終わり位に悩んでいると思います。周りに会社を辞めれない悩みを話せば「そんなんすぐ辞めればええやん!」と言われているかもしれません。
でも、辞める勇気や覚悟が中々出来ませんよね?私は2年もクズクズしていた人間なので、あなたの気持ちが痛いほど分かります。
私と同じように、周りの顔色や世間体を気にし過ぎてしまったり、自分に自信がない状態になっているかもしれません。
しかし、あなたが今後
「定年まで今の会社に勤める事なんて1%も考えれない!」
「このまま今の会社に嫌嫌行ってるようでは、生きている事が辛くてシンドイ....」
って位まで悩んでいるのであれば、精神が壊れる前に早めに覚悟して会社に辞表を出して欲しいです。
ウツになると本当に苦労します。自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまう....。
もう無理をして生きるのは辞めた方が良いです。自分がストレスを溜めにくい楽な仕事を選んで良いと私は思います。
もちろん、仕事を頑張れる人はバリバリ仕事をやっていけば良いに決まってますが、そんな人はばかりでは無いです。
私の場合は、トラック運転手が自分に合っていましたが、あなたにもきっと合ってる仕事がほか他にあるはず!
私のように結婚している人は、次の仕事を決めてから辞めた方がいいと思いますが、独り身の人はやめた後に仕事を探し出したって良いと私は思ってます。
また、どうしても会社を辞めると言い出せない人は、私が悩んでいた頃にはなかった「退職代行サービス」だって今の時代は有るじゃないですか!!
自力でスパッと辞めれる人はその方が良いと思いますが、過去の私のようにズルズル何年も会社を辞めると言えない位なら、退職代行等を使い明日から会社に行かないという逃げの方法も有りだと思います。
最終手段として、その様な方法もあるという事を知ってるだけでも、気持ちが楽になると思いますよ。
ちなみに、トラック運転手になってから、下請けの業者さんで心が病んでしまい、退職代行を使おうとしていた人の為、退職代行業者に色々失礼承知で電話で質問した記事が有りますので退職代行サービスというサービスを知らない人は一度読んでみて下さい。
▶ 退職代行サービスはガチで失敗0?運送会社は?電話で鬼質問の嵐!!
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退職代行サービスはガチで失敗0?運送会社は?電話で鬼質問の嵐!!
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最後になりますが「この会社は絶対やめたい!」と思っているけど、辞める事が言えない理由で辞めていない人は、一歩勇気を出して覚悟を決めて「辞めます!」と辞表を出してください!!
なぜなら私は、辞めると言えずにグズグズ2年間も過ごしていた過去を、今でもかなり悔やんでいるからです。
前の会社を辞めてから今まで、元同僚や元上司には1度も有った事が有りません。正直、色んな経験は出来たかもしれませんが、限られた人生の時間の中で、生きてる事が辛い程の時間をズット過ごしていたなんて、本当にもったいなかったと思ってます。
今の会社を辞めて転職したからって、次の会社が自分に本当に合っているか分かりませんが、今の会社で定年まで働きたいなんて1%も思っていないって人はもう答えは出てるはずです。
私のように後悔はしないでください!!ここまで読んでいるあなたは、かなり悩んで心が壊れそうになっているかもしれませんが、どうか踏ん張って一歩前に進んでください。
そうすれば、後々「昔、会社辞めれなくて俺ヤバかったわぁ~」って誰かに笑って話せる日が来るはずです!!頑張ってください!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。