最近、会社の事務所で、自動運転という言葉が良く耳に入ってきます。
確かに、自動運転に限らず、世の中はとてつもない速さでテクノロジーが進化していますから、不安になるのも分かります。では、現時点での技術開発が、どこまで進んでいるのか調べましたので、見てってくださいな
電気だけで走るトラック!自動運転も可能!?
2017年11月16日、イーロン・マスクは、電気だけで走るセミトレーラートラックを初公開しました。
今回のテスラ史上最大のマシンは、約36トンの貨物を運びながら、1回の充電でなんと約800kmも走行出来るそうです。
800kmというと、広島市から富士山に高速で行く位です。。スゲェェ
そして、高速道路に限って、ある程度の自動運転が可能。また、自動ブレーキ、車線維持システム、車線逸脱警報システムが装備されているとの事
イーロン・マスクは、「このトラックは2019年から生産が始まる」と宣言されたそうです。
来年か、、、日本のトラックが電気で走り出す日も、そう遠くないかもしれませんな
そして、無人トラックも(涙)
※参考までに、テスラのセミトレーラートラックのYouTube動画を載せておきます。
英語ですので、私みたいに英語を聞き取れない人は、イメージとして見てみて下さい。
新東名を自動運転トラックが走った!?
経済産業省と国土交通省が、2018年1月23日に、自動運転によるトラック隊列走行の実証実験を行いました。
新東名高速道の浜松サービスエリアから、遠州森町パーキングエリア間の約15キロ
3台のトラックが隊列を組んだ、全長100メートルで編成
技術を開発したのは、いすゞ自動車・日野自動車・三菱ふそう・UDトラックスの4社です。3台のトラックには通信機能を搭載しています。
カメラやレーダーで前方車との距離を検知し、自動で加減速して車間距離を保つ機能を使ったそうです。
それぞれのトラックに乗車した運転者が、ハンドル操作を行い、アクセルやブレーキは先頭車両のみが操作したとの事
ココに注意
22年度中の商業化を目指すと書いています。
商業化!?まじかよ!!?これはホントに大型トラックなんかは、自動運転化が近いのかも...
自動運転トラックが北米大陸を横断
2018年2月にアメリカで、自動運転トラックが、ロサンゼルスからフロリダ州ジャクソンビル(アメリカの西海岸から東海岸)まで、約3862キロを無事駆け抜けたそうです。
前回のテスト走行では、ロサンゼルスからエル・パソまでを走ったみたいですが、今回はその4倍以上を走ったとの事です。
5日間で新しい国土横断したみたいで、運転席にはセーフティドライバーが控えていたみたいです。
しかし、同乗したドライバー達の話では「運行のほとんどの部分が自律的に行われた。」
「しかも、長時間、人間の介入が必要となる事象は起きず、もし起きたとしてもほとんどが、数秒だった」
っと話したらしい
いやぁ~私が、2月に日本でいつも通り4tトラックに乗って、ブツブツ言いながら配送していた時に、そんな事が行われていたとは.....
※参考までに、YouTube動画を載せておきます。
英語ですので、私みたいに英語を聞き取れない人は、イメージとして見てみて下さい。
トラック運転手の役割が変わる
自動化技術のヴェンチャー企業Embarkは、トラック運転手は将来、タグボートの船長のような役割になる
つまり、運転手は高速道路の出口で、自動運転トラックの到着を待ち、その後、配送センターに曳航するイメージだと話されてます。
トラック運転手は、トラックの中にいる事さえ無くなるかもしれません。
シリコンヴァレーのヴェンチャー企業Starskyは、高速道路で自動運転トラックをテスト走行させ、データを集めてます。
目指しているのは、高速道路での運転の大半を、コンピューターで自動操縦させる事
インターチェンジから配送センターの短い距離だけ、オフィスで操縦レヴァーを握ったトラック運転手が、遠隔操作するシステムらしいです。
もう、トラック運転手と呼ぶのも違う気が、、、このシステムによって、1人の運転手が8時間シフトで、30台までのトラックを操作出来ると予測してるみたいです。
トラック運転手の公務員化ってか(笑)
いやぁ~凄い!テクノロジー凄い!そうなると、トラック運転というより、ハイテクなゲームセンターで運転のゲームをしている様ですね。
全日本トラック協会の自動運転に対する見解
全日本トラック協会の永嶋功常務理事は、このように話されています。
「ドライバーの高齢化や労働力不足が深刻化するなかで、自動運転は大いに歓迎したい」
現ドライバーとしては不安ですが、経営者からすると当然か...
しかし、こうも言われています。
「仮に自動運転が可能になっても、今のわが国の状況では、すぐに「無人トラック」が公道を走るとい事は、考えにくい
そして、無人トラックの実現には、解決しなければならない問題や課題が、山積している。
技術的な不安は非常に大きいのが現状、なぜなら、乗用車とトラックの技術は全く別物ということ。
トラックは大きく、重量もあるため、乗用車よりも何倍も精緻で、厳しい制御機構が求められる。
こうした違いがあるため、乗用車の自動運転の技術が、すぐに中・大型トラックに転用できるとは思わない。
と、なるほどですねぇ~
最先端の技術が、日本の一般の企業に入り、そして公道を走るようになるには、まだまだ先が長いという見解ですね。
まとめ
今回、自動運転トラックについて書いていきましたが、あなたはどれくらい知っていましたか?
電気だけで走るトラックが、2019年から生産を始めるとの事、注目ですよね
日本で行われた自動運転トラック隊列走行の実証実験、自動運転トラックが北米大陸を横断など、実際に自動運転のトラックが走っているという事実
変わるトラック運転手の役割予想についても、とても興味深かったです。
そして、全日本トラック協会の常務理事の話は、少し現実的で、現トラック運転手としては少しホッとしたようなお話でした。
ですが、私的にはトラックを運転する立場からすると、気を抜けない現状だと思います。
現在、テクノロジーの進化は予想以上に速い言われているからです。
ですから、完全に自動運転とは行かなくても、私達ドライバーの仕事内容は変わると思います。
それは、補助的に乗車をしているかもしれませんし、遠隔操作で事務所勤務の運転オペレーターかもしれません。
ですから、これから私達ドライバーが一番大切にしないといけないのは、「情報・準備・心構え」ではないでしょうか
そして、時代の変化に柔軟に対応出来るような準備と心構え、これが今後、私達トラック運転手、いや他の業種を含め、大切な事になっていくと思います。
早く気が付き、早く行動した人が、今後の激動の時代に、ついて行けるのではないでしょうか
ここで最後に、私が唯一、今出来る最善の策を書いておきます。それは、大手の運送会社に勤めておく事です。
これからの、運送業界のテクノロジーの変化にともない、資金の有る大手から、
- 自動運転
- 人工知能によるデータ管理等
を取り入れていくと思います。
そうすると、他の運送会社より「仕事効率・事故の軽減・仕事の正確さ」が圧倒的に改善されるでしょう。そのような会社に早めに勤務、もしくは転職し、運送業界の変化をいち早く経験できる環境で、トラック運転手をしていた方が賢いです。
私もあなたも、生き残りましょう!!色々気が付き、思い立ったこの瞬間が大切です
当サイト(TRUCK BONUS)では、大手運送会社に入る為の転職サイトランキングを、2種類作ってます。ですから、将来に不安を感じた人は、大手運送会社に勤める為にも、見ておきましょう。
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また、トラックの自動運転について進展がありましたら、記事を追加していきます。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
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