運送会社に入社して近々研修期間で2マン(横乗り)がある....。
「1日中二人のトラック車内って何をしゃべれば...気まずいだろなぁ...」
って不安に思ってませんか?
今回はそんなあなたの為に、運転手になって今年で7年を迎え、これまで何度も2マン(横乗り)を経験してきた私が、気まずい時の対策を5つ書いていきます。
この記事を見れば、2マン(横乗り)を上手く過ごすポイントが分かると共に、気まずくなる確率がグッと下がるでしょう。
記事は3分程度で読めますので、これから2マン(横乗り)が控えてる人はサラッと読んで、実行してみてください。
トラック横乗りが気まずくならない為の対策①「仕事内容についての話から話を広げる」
2マン「横乗り」で、車内が気まずい雰囲気になりそうな場合は、まずは研修中の仕事内容の事から話を広げましょう。
- この仕事1日どれくらいの件数回るんですか?
- 積み込みってどんな感じです?
- 納品先ってどんな場所が多いです?
- いつもこの時間位にでるんですか?
- 帰るのって何時位になるんですか?
って感じの仕事の内容から質問して、会話を始めていき次に
- 〇〇さんはこの仕事ながいっすか?
- 〇〇さんは元々運転手なんですか?
- 〇〇さんからするとこの仕事どうです?
という感じで話を広げると、話が広がりやすく相手も心が開きやすいです。
いきなり相手の事を聞く前に、仕事内容の事を聞けば、相手の得意な事(経験してる事)を聞く事になり、相手が話しやすくなります。そして、相手が心を開いてき出したら、会話をするのが徐々に楽になり、気まずさは薄れていくケースが多いですね。
トラック横乗りが気まずくならない為の対策②「共通の趣味を見つける」
車内で気まずくならない方法として、共通の趣味を見つけるのは大切です。
例えば
野球
ギャンブル
麻雀
釣り
車・バイク・トラック装飾品
などは運転手の人に多い趣味です。横乗りの相手と同じ趣味があれば大チャンス!!
横乗りで気まずいなぁーこの人と思っていた人も、「パチンコするなぁ」って聞いてから「あ!僕もしますよ!」って言うと、一気に話が盛り上がり、仕事が終わるまで楽しめた事も私の経験としてあります。
実際、相手も気まずい車内は嫌なので、何か突破口を見つけようとしている場合が多いですからね。
同じ趣味がなさそうな場合は、そこまで知らない趣味でも、相手の趣味にのっかり「それやってみたかったんです!」と色々質問して聞くのも良い方法です。
相手の得意で好きな趣味なので、相手も話しやすく会話が弾みます。また、野球が好きとかラジオの○○が好きって人は、「今やってるんすかね?」と聞いて、相手がラジオを付けやすくするのも手です。
ラジオがなってるだけで、気まずさはある程度薄れますからね。
トラック横乗りが気まずくならない為の対策③「自分は仕事を習う方だと言う事を頭に置く」
トラックの2マン(横乗り)では、教える方と教わる方の場合がほとんどです。そして、おそらくこの記事を見ている方は教わる方でしょう。
その場合は、相手が年下や気が弱そうでも、敬語を使って教わる立場で振る舞った方が良いです。
というのも、教える側は横乗りの相手を結構見てます。正確に言うと、見えてしまいます。
例えば
- 勝手に寝る
- タバコを勝手に吸い出す
- 態度が悪い
- タメ口
- やる気が無い
- トラックにゴミを残したまま帰る
などは丸1日いっしょにいるので、見たくなくても目についてしまいます。はっきり言うと「なんだコイツ!?」と心の中で感じ、話す気が無くなる事も.....。
「なんだよ細けぇな!」って思うかもしれませんが、あなたが教える側になった時に分かるでしょう。
そして、初めの横乗りで悪いイメージを持たれると、その話はすぐ広がるので、他の人との2マン(横乗り)にも影響しちゃいます。
ですから、相手が年下などの場合はプライドもあると思いますが、社歴では先輩なので初めは敬語で下手に出た方が良いです。
その方が、車内が気まずくないですし、教える側としても「この人ちゃんとしてるな!」っと好印象になり、打ち解けやすいですからね。
トラック横乗りが気まずくならない為の対策④「喋るのが嫌そうな相手の場合は無理に喋らない」
私は今までの7年間で30人位との横乗りを経験してきましたが、中には喋りたがらない人もいました。
トラック運転手は基本1人でやる仕事なので、1人が好きで2マン(横乗り)が嫌いな人は結構います。
そんな人でも、気まずいのは嫌なので、横乗りの場合は無理をして話す人が多いですが、中には全く喋りたがらない人もやっぱりいます。
その様な人の場合は無理に話さなくて良いです。気まずいとは思いますが、この人は喋らなくても良いんだ!っと割り切って横乗りが終わるまで我慢...。
これしかありません。もちろん仕事内容の話は聞かないといけませけどね。
この様な人は、喋りかけても話がすぐ終わったり、返答がなかったりするのですぐ分かります。
こればっかりは運です。会社もあまりそういう人は横乗りに付けないんですが、最近は人手不足の運送会社も多く、横乗りの相手を選んでいる場合ではない会社も多いいですからね。
運が悪かった場合は、割り切ってこの人は無理に話す事ない!っと思って、乗り切りましょう!
トラック横乗りが気まずくならない為の対策⑤「相手が同僚じゃなくて管理の人間なら運転に集中」
トラックの2マン(横乗り)で、相手が同僚(運転手)ではなくて運行管理や、研修専門の人間など内勤の方の場合があります。
この場合は、喋る事よりも運転や作業に集中しましょう。気まずさは気にしなくていいです。
このケースは、あなたの運転や仕事内容を見てチェックしているので、相手も気まずいとか気にもしてないですからね。
逆にしゃべりすぎると、運転に集中しろ!!って言われたりしますwww
トラック横乗りが気まずそうで心配な人へ一言
ここまで読んでも、「横乗りやっぱり気まずそう...どうしよ...」っ人もいるでしょう。
自分も、ここまで対策を書いていますが、毎回上手くいくわけではありません。相手次第のところがありますからね。
ただ、トラック運転手になるのであれば、研修中や仕事を覚える為の2マン(横乗り)は避けては通れぬ道です。
上手く会話が続かない、気まずい場合でも耐えましょう。トラック運転未経験の場合は、1ヶ月〜3ヶ月という長い場合もありますが、経験者になってくるとコースを覚えるだけの1日や2日なんて事がほとんど。
ですから、1番しんどいのは初めの研修の時の2マン(横乗り)なんです。
ここさえ乗り切れば、あとはほとんど1人での配送パラダイスなので、踏ん張りましょう。
自分は1人の仕事がしたくて運転手にサラリーマンから転職したので、初め体力的にはきつかったですが、1人立ちしてからの仕事は精神的に天国に感じましたからね!
運転手の横乗りに関しては、私のYoutube「崖トラチャンネル」で、横乗りをする側と指導する側2つの視点で解説した動画が有りますので、横乗りがマダマダ気になる方はご覧ください。
まとめ
今回、トラック横乗りが気まずくならない為の対策として
- 仕事内容についての話から話を広げる
- 共通の趣味を見つける
- 自分は仕事を習う方だと言う事を頭に置く
- 喋るのが嫌そうな相手の場合は無理に喋らない
この4つをご紹介しました。
これから2マン(横乗り)が控えている方は、この4つを頭に置き実行してみて下さい。
人と喋るのが苦手な方も、初めからマイナスなイメージばかり持つのではなく、ここさえ乗り切れば、あとは「ほとんど1人の配送なんだから!」と自分に言い聞かせ、修行のつもりで乗り切りましょう。
また、気まずさばかり気にするのではなく、この2マン(横乗り)で
- 運転
- 道やルート
- 仕事内容
を頭に叩き込み、「この人もう2マン(横乗り)必要ないっすよ」と言われるのを目指しましょう。
会社的も早く1人立ちしてくれた方がありがたいので、行けそうな人は横乗りを短縮する会社もありますからね。1人立ちして車内で爽快感を得れるまでもう一息です。頑張りましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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